平成30年度 会長所信
平成30年度 防府商工会議所青年部 第48代会長 杉本洋右
第48代会長 杉本 洋右
「随所に主となれば、立つところみな真なり」
「随所に主となる」というと、自分が自分がと出しゃばって出て行くことのように思えますが、そうではありません。「どのようなところにあっても主体的に考えることが大切」というのが真の意味です。
自分が属する集団のために何が本当に必要なのか、何が本当に大事なのかを考え一生懸命努力できる人が集まれば、その集団はおのずと強くなる。リーダーに必要な資質、心構えを端的に示す言葉です。この考え方は、ビジネスや青年部活動にも通ずるものがあると思います。主体的に考え、状況を判断し、チーム（自企業や青年部）のために何が必要なのか？それこそが自企業や自身の成長、ひいては地域の発展に繋がるものと思います。
48年目をむかえた私たち防府ＹＥＧは、今年度、日本商工会議所青年部第36回中国ブロック大会防府大会を主管させて頂くこととなりました。これもひとえに我々防府ＹＥＧの活動に対して多大なるご理解・ご支援を頂いている地元の関係各位、そして何よりも「想い」や「夢」を持ち防府ＹＥＧを引っ張ってこられ、礎を築いて頂いた諸先輩方のご尽力の賜物だと思っています。
この中国ブロック大会を主管することは、現会員が現役の間に二度と経験することが出来ないほどの事業です。誇りと伝統の重みを感じ、新たな未来へと帆を進めることのできるよう、本大会に向けて会員一丸となり、そして大成功させることが、地域の活性、そして将来の防府ＹＥＧの飛躍になることと信じています。必ずやこれをやり遂げ、防府ＹＥＧ創立50周年に向けてさらに一歩前進する、より強い組織になる絶好の機会だと考えています。
平成30年度のＹＥＧ活動を通じ、本会の目的である、指導者訓練を基盤に企業人としての修練と会員相互の親睦を深めると共に地域社会の経済・文化等の発展に寄与して参ります。
私は、ＹＥＧ活動を通じて得うることができる「人とのつながり」「地域とのつながり」をしっかりと次代へとつなげ、メリハリがあり達成感を感じ、青年経済人らしい発想ができ、また笑顔があふれる防府ＹＥＧにするために、皆さんと一緒に歩んでいきたいと思います。
平成30年4月17日
