歴代会長所信

辻村会長は、山口道路興業(高井)の代表取締役社長です。標識の設置や区画線、法面、橋梁補修、舗装など、道路にかかわる幅広い工事を手掛けています。座右の銘は「必要とされる人に!」。趣味は、ドライブとゴルフ

 仲間とのつながりを大切にしながら、共に成長していく―。2019年度の防府商工会議所青年部(防府YEG)がスタートしました。「目指す道はひとつ 道なき道をかきわけ新しい光を掴むために」のスローガンを掲げ、第49代会長に就任した辻村真樹会長(44)に意気込みを聞きました。

 ―スローガンに込めた思いを教えてください。
 防府YEGの成長こそが街の発展、自社企業の発展、地域社会の発展に直結しています。今までは諸先輩方が道を創ってきましたが、これからは自分たちが道なき道を創っていかなければなりません。
 仲間と一緒にがむしゃらに歩んでいくことで、自分が望む成長という「新しい光」を掴めるはずです。メンバーには、青年部に何を求め、何がしたいのかを考えながら活動をしてほしい。自分自身も共に成長するために、仲間のことを考えながら動いていきます。

 ―今年度は、どのような活動を計画されていますか。
 年間事業計画に、新しい形の「街コン」を盛り込みました。過去に防府YEGが行ってきた街コンは主に少子高齢化対策でしたが、今回は若者の人口流出に歯止めをかけることを目指したいと考えています。若者が都会ではなく防府の街に魅力を感じるきっかけとなるようなものにしたい。
 青年部らしいアイデアや視点で行政に提言をできるような存在感も出していきたいです。中長期的な活動の指針(ビジョン)の作成も必要ではないかと感じています。

 ―青年部活動での印象に残っていることは?
 平成21年度に入会しましたが、当初はなかなか活動に参加できずにいました。そんな時に「出ておいで」と声を掛けてくださった先輩がいらっしゃいました。それから参加するようになって楽しさを知り、委員長や運営専務、平成29年度には日本YEG企画委員会出向と、さまざまな経験ができました。
 中国ブロック大会では式典部会長をさせていただきましたが、毎日が時間との格闘でした。無事に終わった時、安堵感と達成感で涙があふれ出ました。事業で泣いたのは初めての経験でした。

 ―青年部活動の魅力は何ですか?
 活動を通じて強く感じているのは「仲間」の大切さとありがたさです。これまでも時に助けられ、教えられ、導かれながら自分自身も変わることができました。だからこそメンバーにもたくさんの事業に参加してもらって、仲間と学び合い、ぶつかり合いながら一つの事業を成し遂げることの面白さを肌で体感してほしいと思います。そのためには、自分が中心となって楽しい事業を創っていかなければなりません。

 ―最後に抱負をお願いします!
 昨年度に開催した中国ブロック大会防府大会は、全員が頑張って取り組みました。防府YEGの活動もさまざまな形で注目されています。その勢いを持続させて、令和2年度に迎える創立50周年へバトンをつないでいきます。新入会員も募集しています。共に防府の街を盛り上げていきましょう。1年間、よろしくお願いいたします。


4月6日の徳山での第1回会長会議にて


2019年度役員


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