本年度の新規事業として始めた「未来に華を咲かせ隊」の発足式を6月18日、阿弥陀寺(防府市牟礼)で開催中の「あじさい祭」の花供養に先立って執り行いました。
この事業は、防府市内の全17小学校の児童に「隊員」としてアジサイの鉢植えを育ててもらい、境内の一角に植樹をすることを通じて命の大切さや郷土愛を育んでもらいたいと地域交流委員会が企画しました。「あじさい祭」は当会OBらの尽力によって始まり、30年近く続いています。
式で、土井会長は「毎年続けて、日本一のあじさい祭にしたいので、力を貸してほしい。この活動を通じて、地域の歴史や文化を知り、大きくなった時に防府を好きていて」と児童たちに呼び掛けました。
続いて、阿弥陀寺の林住職と、花供養あじさい会の佐戸代表による講話がありました。人と花とのかかわりや命の大切さを説いていただき、児童たちは真剣に話を聞いていました。
柴田副会長による開会宣言
土井会長あいさつ
阿弥陀寺・林住職の講話
花供養あじさい会・佐戸代表の講話
そして、土井会長が参加した児童の代表2人に隊員の「任命証書」を手渡し、全員で「隊員の誓い」を唱和しました。
「隊員」代表に「任命証書」を手渡す土井会長(左)
「隊員の誓い」:わたしは、未来に華を咲かせ隊の隊員として、命あるものすべてを大切にし、アジサイを「きれい」に育て、「あみだじ」にしょくじゅすることを、ここにちかいます。
松富副会長による閉会宣言
参加した児童の1人は、阿弥陀寺できれいに咲いているアジサイを見て「大切に育てられていると感じた。自分も責任を持ってしっかり栽培したい」と意気込みを語ってくれました。
今後は、7月上旬までに防府市内の小学校にアジサイの鉢植えを配り、学校で児童に栽培してもらいます。地域交流委員会のメンバーらが定期的に学校を巡回して生育状況を確かめ、来年2月に1回目の植樹を行う予定です。
また、この日は花や自然の恩恵に感謝する「花供養」が行われ、それに合わせて防府YEGのうどん、焼き鳥、オリジナルドリンクなどの屋台を出して販売しました。
前日準備の様子
前日準備の様子
花供養の様子
当日は3000人の来場でにぎわいました
最後は、地域交流委員会の岡本委員長の音頭で、「未来に華を咲かせ隊」の決めポーズで締めました
※「ジ●プ」ではありません(笑)。
発足式に参加いただいた皆さま、また発足に当たりご尽力いただき、来賓としてご参加いただいた防府市教委の杉山教育長様、小学校校長会、花供養あじさい会をはじめ関係する皆さまに心より感謝申し上げます。
文字通り、未来に美しい花を咲かせることができるよう取り組んでまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。
【広報委員会・末冨博、橋村、吉野】